元亀
元亀(げんき、は、日本の元号の一つ。永禄の後、天正の前。1570年から1573年までの期間を指す。この時代の天皇は正親町天皇。室町幕府将軍は足利義昭。
施行~廃止 1570年4月 ~ 1573年7月最終更新 2026/10/16 14:57
基本情報
- 施行 ~ 廃止
- 1570年4月 ~ 1573年7月
元亀(げんき、(旧字体:元龜)は、日本の元号の一つ。永禄の後、天正の前。1570年から1573年までの期間を指す。この時代の天皇は正親町天皇。室町幕府将軍は足利義昭。
改元
義昭は自らが将軍に就任した際、元号を「元亀」と改元するべく朝廷に奏請した(『言継卿記』永禄12年4月8日条ほか)。義昭は朝廷を説得するために下行費用の名目で5000疋もの朝廷への献金を実施(『康雄記』同4月6日条)し、信長が朝倉氏討伐に出陣した4月23日、改元を実行している。
信長は信長包囲網の中で悪戦苦闘を続けていた。『信長公記 巻六』によると、元亀3年(1572年)9月に足利義昭に提出した17か条の意見書で、「元亀の年号、不吉に侯間、改元然るべしの由、天下の沙汰につきて、申し上げ侯」と改元するよう申し出ている。これは、義昭が改元した元亀の年号を信長が嫌ったというわけではなく、元来存在していた朝廷主導の改元が、義昭の反信長姿勢によって滞っていたことから出た一文である。
出典
『毛詩』の「憬彼淮夷、来献其琛、元亀象歯犬賂南金」と『文選』の「元亀水処、潜竜蟠於沮沢、応鳴鼓而興雨」から。勧進者は式部大輔高辻長雅。
元亀期におきた出来事
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